嫌な上司と顔を合わせない在宅勤務の絶大効果

オンラインで明らかになった3つのメリット

4月の全国の自殺者数が前年より約20%減ったことが明らかになりました(写真:pearlinheart/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

今年4月の全国の自殺者数が、前年より約20%減ったことが、厚生労働省、警察庁のまとめにより明らかになりました。4月の全国の自殺者数は前年の同じ月に比べ359人少ない1455人で、19.8%減り、少なくとも最近5年間では最大の減少幅となっています。

在宅勤務の3つのメリット

これだけ大きな減少に影響を及ぼしている理由の1つとして挙げられるのは、在宅が中心になった生活環境の変化と思われます。実際に、カウンセリングを行っている中で、生活環境の変化によるストレスを感じつつも、メリットのほうが大きいと答える人が多く占めているからです。

この連載の記事一覧はこちら

具体例としては、「ラッシュ時の満員電車での通勤」と「嫌な上司や同僚の顔を見る機会が減った」「自己コントロール感」の3つが主に挙げられています。確かに、満員電車での通勤は、身体的のみならず精神的なダメージが大きいことは想像にかたくありませんし、ギリギリまで寝ていられるという安心感から、夜ゆったりとした自分時間を過ごすことによって、気持ちにゆとりが生まれたということも聞きます。

反対に、朝、就業前に近所を軽くランニングしたりするなど、通勤時間に使っていた時間をフィジカルな活動の時間に充て、1日を気持ちよくスタートさせているといった声も聞かれます。いずれにしても、通勤に充てていた時間を自分のリフレッシュのために使えているという現実が見えてきました。

もちろん、夜飲みに行くということや仲間とスポーツを楽しんだり、カラオケに行くなどという種類のストレス発散は難しくても、ゆっくりと料理を作ったり、自宅筋トレをしたり、といった現状の中できることで、有意義な時間をうまく作っている方も多いようです。

次ページ2つ目のメリット
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • トクを積む習慣
  • ネットで故人の声を聴け
  • 本当に強い大学
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT