FBの"孝行息子"インスタグラムが急成長 アクティブユーザーはツイッターを超えた

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また、サービス内容に目を付けたモデルや芸能人などセレブも多く、彼らの投稿が増えたことでファンの後追い利用が拡大。写真家や画家、料理家、ファッションデザイナーなど、ビジュアル重視の職種に就く人々も積極的に利用しており、こうした分野に興味を持つフォロワーを引きつけていることもインスタグラムの特徴だろう。

高級ブランドが続々アカウント開設

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複数のフィルターを使って、画像を加工することができる

インスタグラムのビジュアル性の高さにとりわけ関心を示しているのが、化粧品メーカーやファッションブランドだ。すでに、グッチやエルメスといった超高級ブランドや、H&MやZARAといったファストファッション、高級ホテル、時計メーカーなどが公式アカウントを続々と開設している。

L2によると、高級ブランドの93%はインスタグラムを利用しており、その浸透度は高い。「もともと美容品などは雑誌などプリントメディアとの相性がいいが、インスタグラムでは同程度のクオリティを実現できる」(ギャロウェイ教授)。

こうした中、インスタグラムも広告展開に動き出した。昨年11月には、画像の上に「スポンサード」と入れた、企業による広告投稿を開始。アディダスやゼネラル・エレクトリック(GE)、レクサス、ペイパルなどが広告投稿を始めている。

今後、徐々に広告展開を本格化していくとみられる。「インスタグラムの動画サービスの長さは15秒で、テレビコマーシャルと同じ長さ。大手メーカーにとっても、動画投稿のハードルは低いはず」(ギャロウェイ教授)。

インスタグラムは昨年12月、投稿者が相手を選んで画像を投稿できる機能も追加した。広告主が目当てのユーザーに向かって広告を投稿するといった利用ができる、との見方もある。

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