コロナ禍「日光を浴びない」という意外な大問題 「コロナ疲れ」にならないための朝の過ごし方

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こうした中で、心身の健康を維持するにはどうしたらいいでしょうか。今回は朝時間を中心にできる5つの行動を紹介したいと思います。

① 「目覚めたら窓辺に直行」を毎朝のルーティンに

健やかな心は、健康な体が作ります。そのために大切なことが、体内時計を狂わせないこと。体内時計が狂ってしまうと、なかなか寝付けない、何だか眠い、だるい、体が重い、やる気が出ない…というような不調が起こりやすくなります。

体内時計を狂わせないポイントは、毎朝、決まった時刻に起きること。就寝時間がバラバラなよりも、起床時間がバラバラなほうが、はるかに体内時計を狂わせます。寝坊する場合も、最大でいつもの起床時刻プラス2時間までにしてください。いつもの起床時刻は通勤する場合の起床時刻と考えるといいでしょう。会社に行く日にいつも6時に起きている人は、寝坊しても8時まで。

それ以上寝坊してしまうと、体内時計が狂い、体のなかで時差ボケを作り出してしまいます。どうしても眠い場合は、12〜15時の間の昼寝(15〜20分。55歳以上は30分まで)を楽しみに、とにかく起きてください。

曇りや雨の日でも大丈夫

もともと体内時計は狂いやすいものです。実際に人間の体内時計は1日24時間ぴったりではなく、「24時間と少し」に設定されています。それを、朝起きてすぐにカーテンと窓を開けて太陽の光を瞳の網膜に入れることで、私たちは自分の体内時計を地球の24時間に合わせることができます(太陽の直視は危険なので避けてください。空の明るい方を何となく見るのがオススメです)。

朝一番に網膜に入った光が、体内時計をリセットしてくれる仕組みは、太古の昔から変わりません。太陽光であれば、曇りの日や雨の日でも1万ルクス程度の明るさがあるので体内時計のリセットには十分です。

② 起床後1時間以内に朝食を食べる

体内時計は実は体中にあります。①で朝起きて太陽の光を網膜で感じることで、脳にある親時計が整います。

一方、子時計は、胃腸や肝臓、肺などすべての内臓器官、血管、筋肉、肌、髪の毛など体のあらゆる細胞の中にあります。それらの莫大な数の子時計が、親時計に素直に従って規則正しく動いてくれれば心身ともに最高の状態を保てますが、なかなかそうはいきません。子時計まできちんと合わせていくには、朝起きて日差しを浴びてから1時間以内に朝食をとる必要があります。

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