英単語を覚えられない人に教えたい3つのコツ

TOEICでは品詞問題を得意にすれば勢いがつく

多くの人が意外に感じるようですが、TOEICにおいて品詞はかなりの得点源です。リーディングセクションのPart 5、6では、動詞・名詞・形容詞・副詞などを判断する「品詞問題」が必ず出ます。

TOEICの問題全体に対して占める割合が大きく、しかも、問題の難易度が易しいものが多いため、品詞問題は絶対に押さえておきたいところ。

問題によっては5秒以内で解けるものもあります。

1文を読む間に5秒なんてスグ過ぎてしまいそうですが、品詞問題だとわかれば、すべてを読む必要はありません。つまり、一部だけを見れば解けてしまうのです。

そのコツは、“印”を見つけることにあります。次の例題を見てみましょう。

There was a big _____ in sales between the retail division and the online department.
A. differ
B. different
C. difference
D. differently

まずは、選択肢を見て、「品詞問題かどうか」を見極めます。すると、動詞differがさまざまな形で、Aから順に、動詞differ「異なる」、形容詞different「違った」、名詞difference「違い」、副詞differently「違って」、と並んでいますね。

異なる品詞が並んでいるものを、「品詞問題」と言います。

“印”がわかれば正解を見つけたも同然

品詞問題は、「空欄にどの品詞が入るのか」を答える問題です。実は、“印”がわかれば、その時点で正解を見つけたも同然!

上の例題では、冠詞の「a」が印です。「冠詞の後ろには名詞がくる」というのが、英語の大原則。「a」の後ろにはすぐ「big」がきており、これは形容詞です。となると、空欄には名詞がくるはずで、(C) differenceが正解となります。(英文の日本語訳は、「小売部門とオンライン部門の間には大きな売り上げの差がある」となります)

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でもボクがなぜここまで口を酸っぱくして「品詞問題を押さえろ!」と言っているかというと、TOEICを大学受験と同じように考えて泣きを見る人が大勢いるからです。

大学受験には品詞の役割を問う問題はほとんど出ません。そのせいか、いざTOEICの品詞問題に向き合うと、勝手にニガテ意識をもつ人、逆に油断をして対策をしない人も……。

TOEICはすべての問題が同じ配点ですから、易しい問題を解くのが効率的です。なかでも、前述したとおり、品詞問題は易しめですから、ここを落としてはいけません。

また、リーディングセクションは時間配分が肝心です。Part 5の時間短縮によって、Part 6、7に回せる時間が増えるのもメリットの1つ。

メンタル面でのメリットも見逃せません。品詞問題を「得意」にしてしまえば、精神的に余裕が出ます。勉強に勢いがつくでしょう。

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