アップルの新iPhone SEが格安だと言えるワケ

最新の性能を詰め込んだ「最も小さなiPhone」

4月17日に予約が開始され、4月24日に発売される「iPhone SE」はブラック、ホワイト、PRODUCT(RED)の3色が用意される(写真:アップル)

アップルはアメリカ時間4月15日、iPhoneラインナップの中で最も身近な価格の「iPhone SE」を第2世代に刷新した。日本でも64GBモデルが4万4800円(税抜)からと、非常に安い価格設定が行われた。

4月17日に予約が開始され、4月24日に発売される。

アップルは通常、iPhoneを発表する際は本社に世界中のプレスを集めてイベントを行い、世界にも生中継する。しかし昨今の新型コロナウイルスの感染拡大から、3月のiPad Pro、MacBook Air、Mac miniもオンラインでの発表に留めた。

今回のiPhone SEの発表もウェブサイトで行われたが、一部の国のメディア向けには、異例となるリリース前のブリーフィングが行われ、日本もその対象となった。iPhoneが販売ランキングで上位を占めてきたことを考えると、日本市場のiPhone戦略で、iPhone SEが占める意味は大きいと考えられる。

2016年の第1世代が大成功した「iPhone SE」

iPhone SEは2016年に第1世代が登場した。当時SEは「Special Edition」との言及もあった。性能が良く、小型で、価格が安いスマートフォンとして成功し、ロングセラーとなった。

半年前の9月に発売されたiPhone 6sと同じ、当時としては最高の性能を誇るA9プロセッサーと、1200万画素のカメラを備えながら、大型化が進むスマートフォン市場の中で4インチという小型スマートフォンを、399ドルという低価格で発売したことで、3年にわたって販売され、現在でも中古市場では小型スマートフォンとして人気がある。

今回は、その第2世代として、おそらく3年程度の期間販売されるモデルになる、と予測している。

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