ニューヨーク州、新型コロナ新規入院が大幅減 

死者は3日連続最多でも社会的距離が奏功か

米ニューヨーク州のクオモ知事は9日、新型コロナウイルス感染症による新規入院者数が大幅に減少し、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)が奏功している兆候を示しているとの認識を示した。ニューヨーク市で3月撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[9日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事は9日、新型コロナウイルス感染症による新規入院者数が大幅に減少し、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)が奏功している兆候を示しているとの認識を示した。

しかし、1日の死者数は799人と、3日連続で最多を更新。同州での新型コロナによる死者は累計7067人となる。

新規入院者数は200人と、前日の約3分の1の水準に減り、初の感染が確認されてから最少となった。

クオモ知事は、非必須事業の休止や学校閉鎖、ソーシャル・ディスタンシング措置が効果によって、ニューヨーク州では新型コロナ感染の「曲線が平坦化している」との認識をあらためて示した。

同時に、ロックダウン措置を緩めることは感染の第2波を招くリスクがあると警告。1918年に始まったスペイン風邪のパンデミックが3波にわたって流行したことに言及した上で、感染拡大防止に向けた「行動を止めれば、数字は増加するだろう。われわれは最悪のシナリオに対処することはできない」と警鐘を鳴らした。

米疾病対策センター(CDC)によると、8日夕時点で米国内の新型コロナ感染症による死者は1942人増え、計1万4696人に達した。新規感染者数は3万2449人で、感染者の累計は42万7460人となった。

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
  • ルポ「ホームレス」
  • コロナショックの大波紋
  • コロナショック、企業の針路
  • 「脱ゆとり世代」のリアル
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
テレワーク総点検<br>コロナで広がる働き方格差

緊急事態宣言下で当たり前になった「テレワーク」。業種や職種によって実現度合いに大差がつき、この数週間で働き方の格差が広がったといえるでしょう。在宅勤務の課題を総点検し、コロナ後の働き方を考察しました。