"伝説の株職人"が教える「コロナ」市場の戦い方

日経平均20年を徹底検証し、今後を予測

新型コロナウイルスの影響で不安定になっている株式。今後の東京マーケットの動向と戦い方とは(写真:chaofann/iStock)
20歳で株式投資を始めて20年間、「日本郵船」1銘柄のみの売買に集中し、莫大な利益を得てきた相場師朗氏。
その後は、宮本武蔵が洞窟にこもるがごとく、チャートと「建玉」(売りと買いを駆使する)の研究に没頭し、今や日本株のほかに、米国株、ユーロ指数、ゴールド、原油、FXなど、多くの市場でも大きな利益を生み出しているといいます。
37年連戦連勝 伝説の株職人が教える 株の技術大全』を刊行した相場氏に、今後の東京マーケットの動向と戦い方を聞きました。

暴落後、株価は上げ下げを繰り返す

先月3月13日、日経平均株価は安値1万6690円を記録。1万6000円台は、約3年4カ月ぶりの安値水準となりました。また、前日終値からの下げ幅が1800円を超えたのは、バブル末期以来約30年ぶりのことです。

しかし、3月25日には、高値1万9564円、終値で1万9546円に回復。4月2日時点では、4日続落し、終値は1万7818円と、3月23日以来の安値をつけましたが、この原稿を書いている8日の終値は1万9353円で、3日続伸しています。株価は下がって→上がって→下がって→上がって……を繰り返しているのです。

今回のような「コロナショック」で暴落→政策出動期待で上がる→“実体”がないのと上昇後の利益確定で再び下がるというのは、予測した動きです。

筆者は、これから株価は上げ下げを繰り返しながら(場合によっては暴落の二番底を経て)、新型コロナの感染が収束しそうなところで、株価は急上昇→その後は平常時に戻る……というストーリーを描いています(平常時に戻ったときには、収益や預金など「体力のある会社」と「ない会社」の差が、株価の差となって表れるでしょう)。

このストーリーを導いた根拠については、過去20年の日経平均株価を検証した事例をもとに説明していきましょう。

次ページ日経平均の暴落事例① 2018年10月
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