米製造業PMI、3月は2009年8月以来の低水準

新型コロナのパンデミックで供給不足が発生

IHSマークイットが1日公表した3月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.5と、2009年8月以来の低水準を付けた。テネシー州スプリングヒルで昨年8月撮影(2020年 ロイター/Harrison McClary)

[ワシントン 1日 ロイター] - IHSマークイットが1日公表した3月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.5と、2009年8月以来の低水準を付けた。速報値の49.2から下方改定された。2月は50.7だった。

指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。

IHSマークイットは指数低下の要因について「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって広範にわたり供給不足が生じている」と指摘した。

新型ウイルスの米国の感染件数は16万3000人と世界最多。ロイターの調査によると、死亡者は少なくとも3017人に上る。

製造業は米経済の11%を占める。

製造業PMIのうち、新規受注指数は45.7と、速報値の46.8から下方改定され、09年8月以来の低水準だった。

製造業者の人員削減ペースは09年10月以来の速さだった。稼働能力を抑える必要があるとの報告もあった。未処理業務が大幅に減ったことも示している。

IHSマークイットは、需要の弱さによって、仕掛り品を処理するペースが09年以来の速さであると指摘した。事業閉鎖期間の長さや、事業再開後の遅い回復を巡る懸念から、景況感は調査を開始した12年7月以来の低水準を付けた。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
おうちで稼ぐ、投資する!<br>在宅仕事図鑑

コロナ禍の下、世代を問わず広がったのが「在宅で稼ぐ」ニーズ。ちまたにはどんな在宅仕事があり、どれくらい稼げるのか。パソコンを使った「デジタル小商い」と「投資」に分け、誰にでもできるノウハウに落とし込んで紹介します。

東洋経済education×ICT