医療機関の受け入れ能力を圧迫する要因の1つになっているのが、感染者の入院・退院の基準だ。現在、PCR検査で陽性反応が出た場合は原則、全員が入院することになっている。退院時には2回のPCR検査を行い、どちらも陰性になる必要がある。
新型コロナウイルス感染症では、8割の感染者が軽症だと言われている。実際、東京都では3月29日現在で入院している382人のうち、96%にあたる367人が軽症・中等症だ。現状だと軽症の患者が入院せざるを得ないうえ、回復して症状がなくなっても退院できないケースが出てくる。これでは重症患者が入るべき病床を軽症者が埋めてしまうことになる。
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