ハッカソンで中高生が流山市の問題解決【上】

たった3日間で、すごい作品ができた!

灘高の後輩とチーム「流石流山」を組んで……

ボクと後輩で組んだチーム「流石流山(さすがながれやま)」は、チーム名こそ言葉遊びですが、開発テーマには5の「イベントの満足度などを数値化して次に生かしたい」を選択し、真剣に取り組みました。

イベントの満足度を算出すること自体は、意外と難しくありません。実際にみなさんも、多くのサービスや企画が、ウェブサイトや用紙に使った「5段階評価アンケート」に答えたことがあるでしょう。しかし、この方式は広く使われている割には大きな問題点が複数あります。

まず、本当のことを書く人が少ないという問題。誰しも1度は、アンケートに記入するのが面倒で、何も考えずに「とても満足」にチェックを入れたことがあるのでは? そして最後の自由記述欄はもちろん空白のまま。記入する分量が多いほど、「とりあえず適当に投げとけ!」となってしまうのは仕方ないと思います。

そして、そうなってしまう最も大きな原因が、悪名高き「謎の主観的5段階評価」です。「とても満足」「あまり満足していない」とか、主観的すぎるこの表現では、答える側も困ってしまいます。「あまり」って何だよっていうことですね。

そこを解決するためには、顧客調査の手法自体をゼロから再検討する必要があるのです。そこにいかにしてテクノロジーを活用するか? 流山市の課題自体を再検討した結果、また新たな課題が見えてきました。

流山市の本音は「データがほしい」。しかし、それではユーザーはついてはきません。だから、われわれがその本音をオブラートに包んでやらねばならない。
そうか、スマホのあれをうまく使って、顧客調査自体を楽しいエンターテインメントなコンテンツにしてやればいいんじゃないか!

というわけで、2人で相談を始めてから1時間半、あるひとつのコンセプトが現れたのです。

……長いので、いったんここで止めましょうか。実際のアイデアと制作の過程は次回に!

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