一畑電車、「新たな中古車両」を探して東奔西走  都会の鉄道車両たちが“第2の人生"を送る

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「京王5000系の導入は、当社にとって非常に大きな出来事でした」と、一畑電車で取締役運輸部長を務める石飛貴之さんは話す。

「駆動方式やブレーキ方式が従来車両から大きく“進化”し、乗り心地が改良されたのに加えて、当社初の冷房車両としてお客様から非常に喜ばれました。また、ATSや列車無線なども付いており、これらを生かして当社初の2両ワンマン運転を行うことになりました」

2両ワンマン運転を実現

今では全国の鉄道会社で行われている2両ワンマン運転だが、当時はまだほとんど例がなかったため、実施に当たってさまざまな議論が交わされたという。オペレーションはもちろんだが、車両設備も運賃箱や運賃表示器に加え、運転席に座ったままドアの開閉が行えるスイッチ、乗り降りの状態を把握するための車内カメラ設置など「さまざまな状況に対応できる」ものが取り入れられた。

次ページ導入に備え設備更新も
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