え?NISAで株を買っても、課税される? 消費増税でも、外食業界は意外にしぶといかも

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【3月12日(水)】本日、初めてNISA口座で買ったのは、神戸製鋼所(5406)。138円で7000株。金額にして96万6000円なので、NISA口座枠100万円をほぼ1銘柄で使い切る。138円は先月、公募増資をした価格と同じ価格だ。神戸製鋼所は、2月4日引け後、配当予想の修正を発表しており、3月期末配当を4円(復配)としている。

1カ月も保有しないのに、1年分の配当をゲットできるのはおいしいけど、4円くらいたった1日で下げてしまうこともあるので、なんとも言えないが。売却目標は、最低でも2013年9月27日につけた年初来高値191円。3月期末配当を4円受け取り、5年以内に191円をつければ4割の利益となるので、4割取れれば投資としては成功ではないかな。グローバルダイニングを200円で500株買い、計4700株(平均買値210円)となった。

NISA口座で買っても、課税されてしまうことも

ここで「重要なお知らせ」だが、NISA口座で買っただけでは、配当金を非課税にできないのはご存じだろうか?

配当金を非課税にするには、NISA口座で保有する株式の配当金であっても、証券会社のNISA口座に入金される配当金でなければ、非課税とはならない。つまり、配当金の受け取り方式を「株式数比例配分方式」にしなければならない。

証券口座を開設しただけでは、通常、郵便局や銀行で受け取る方式になっている。ほかには「登録配当金受領口座方式」という自ら指定した銀行口座で受け取る方法がある。配当金の受け取り方法は、3種類あるのだ。詳しくはNISA口座を開設している証券会社に聞いてみてください。おそらくこれを知らないで、6月末に受け取る3月期末権利の配当金を、非課税にできない人が続出するのではないかと危惧している。

【3月14日(金)】午前3時、日経225先物は、300円安の1万4370円と大暴落。NYダウは231ドル安の1万6108ドルと、3週間ぶり安値水準。ウクライナ情勢緊迫化。優待目的で東京テアトル(9633)を144円で5000株買う。2013年12月24日に150円で1万株買っていて、計1万5000株保有。NISA口座枠の余り3万4000円で買える銘柄ということで、NISA口座でリソー教育(4714)を293円で100株買う。日経平均は488円安の1万4327円と、3日続落で暴落。

【3月15日(土)】NYダウは43ドル安の1万6065ドルと5日続落。週間ベースでは、387ドル下げた。日経平均も週間で946円下げ、週間ベースでは今年最大の下げとなった。1ドル=101.36円、1ユーロ=140.95円と円高進む。海外情勢に振らされている日本の株式市場だが、3月期末の「配当権利取り」直前に下げることも過去にはよくあり、これは絶好の買い場となるのか、判断が難しいところだ。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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