初公開、50年で「遅くなった」路線ランキング 急行の廃止、新駅の設置など理由はさまざま
この視点も含めて鉄道を見ていくと、輸送手段としての鉄道の性質があぶりだされてもくる。
まずこの50年でのスピードアップ関連の歴史を確認しておこう。新幹線の最高速度は時速210kmから320kmへとアップした。在来線の列車も、幹線を走るものは、ほとんどがスピードアップした。
新幹線に関しては、1964年開業の東海道新幹線しかなかったし、青函トンネルも瀬戸大橋もできていなかった。
所要時間も、新幹線を利用できる区間では次のように大幅に短縮されている。
・東京―新大阪間、1970年3時間10分、現在2時間22分
・東京―札幌間、1970年17時間20分(在来線、青函連絡船経由)、現在7時間44分(東京―新函館北斗間新幹線)
・東京―札幌間、1970年17時間20分(在来線、青函連絡船経由)、現在7時間44分(東京―新函館北斗間新幹線)
遅くなった路線ランキング1〜29位
一方、遅くなった(所要時間が増えた)ほうに目を向けてみると、ランキング1~29位までは以下のとおりである。
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