初公開、50年で「遅くなった」路線ランキング 急行の廃止、新駅の設置など理由はさまざま
土曜・休日などしか特急が走らなくなった例として、君津以南の内房線(千葉県)も挙げられる。東京湾アクアラインの開通で、東京と館山周辺との往復客に関しては、JR東日本は、JRバス関東や私鉄バス会社の高速バスとの争いに完全に白旗を揚げ、平日の特急列車を廃止してしまった。観光客が多く、高速バスが渋滞にあったりする土曜・休日のみ、特急さざなみを運行する
ランキングの算出には、毎日運行の列車を対象にしているので普通電車が対象になり、内房線は遅くなった順で15位にランク入りした。
遅くなった路線33〜62位
ランキング33位以下を見てみよう。
30位以下では、50年前も普通列車しか走っていなかったのに、それよりも現在の普通列車のほうが遅い路線が多く現れてくる。
原因として以下の点が考えられる。
4. 新駅が数多くでき停車駅数が増えた
5. 単線路線で列車本数が大幅に増加し、列車交換(行違い)に時間がかかる
6. 無人駅が多くなり、一人乗務の運転士が切符の受取り・精算をするので、停車時間を長くした
7. 線路状態が悪く速度制限区間が長い
5. 単線路線で列車本数が大幅に増加し、列車交換(行違い)に時間がかかる
6. 無人駅が多くなり、一人乗務の運転士が切符の受取り・精算をするので、停車時間を長くした
7. 線路状態が悪く速度制限区間が長い
トピックボードAD
有料会員限定記事
鉄道最前線の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら