【1月9日 木曜日】日経225先物は、430円高の2万3580円、NYダウは、161ドル高の2万8745ドル。1ドル109円台回復。7時49分、トランプ大統領は演説で、事態悪化を避けたい姿勢を明確に示し、軍事力行使は望まず、対イランへ追加制裁を表明した。この演説を受けて、アメリカ、イランの全面衝突への警戒感が和らぎ、日経平均は、535円高の2万3739円と大幅高。大発会の451円安を取り戻した。9時03分、ジャックスは、110円高の2858円で昨年来高値を更新した。終値は、61円高の2809円。
【1月10日 金曜日】日経225先物は、30円高の2万3730円、NYダウは、211ドル高の2万8956ドルと史上最高値更新。吉野家ホールディングス(9861)が、65円高の3025円と昨年初来高値を更新した。信用取引の貸借倍率が0.21倍と1倍を大きく割れており、空売りの買い戻しと業績好調、2月の優待権利取りの買いが入っているようだ。
私は、昨年の10月7日に2750円で保有株を全部売ってしまったのだが、1000円で買っていたので、買値の3倍まで頑張って保有してもよかったかなと少し後悔。一方、日産自動車(7201)が下げ止まらない。7.4円安の636.9円で引けたが、1月6日には、619.5円の昨年来安値をつけている。日経平均は、110円高の2万3850円と続伸。
【1月11日 土曜日】日経225先物は、130円安の2万3670円、NYダウは、133ドル安の2万8823ドル。1ドル109.65円、1ユーロ121.74円、1ポンド143.37円。
日経平均の時価はすべての移動平均線を上回っている
令和2年、年明け早々、大発会から波乱のスタートとなった。昨年の1月4日の大発会も、452円安の1万9561円と2年連続の大発会大幅安スタート。相場格言で「遠くの戦争は買い」というが、今週は、大きく上下に振らされてしまい下がったところで売ってしまった投資家もいるのではないだろうか。
こういうときは、テクニカル分析で今後を予想してみたい。1月10日の日経平均終値は、2万3850円で、移動平均線でみると、5日は、2万3515円(プラス1.45%)、25日は、2万3636円(プラス0.9%)、13週は、2万3368円(プラス2.06%)、26週は、2万2341円(プラス6.75%)といずれも上回っており、1月8日には一時2万3000円を下回る場面があったが、下ヒゲですぐに戻している。NYダウの史上最高値更新もあるので結論は、「上昇継続」と判断してよいのではないか。
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