駅舎内に足を踏み入れると、外らからは折り紙のように見えた屋根は、縦横の細い桟(さん)に和紙が貼られた障子(しょうじ)のように見える。ガラスを多用した外壁から太陽光がさんさんと降り注ぐ。空港のターミナルビルのように開放感がある。
木材が至るところに使用されているのはいかにも日本的である。さすがに床は木材ではなく、木目調タイルが使われているが、天井の梁や柱の覆いには、福島県や宮城県など東北産の杉材がふんだんに用いられている。
木材を使った公共建築物は完成直後こそ美しいが、年月を経るうちに汚れが目立つようになりがちだ。そのため、木材にはガラスコーティングなどの処理を行い、汚れがつかないようにしている。美しさとメンテナンス効率の両方を追求した結果である。
同一方向対面乗り換えはできない
コンコースからホーム上に降りると、「高輪ゲートウェイ」という駅名標、ホームドア、コンコースと結ぶエスカレーターなどがすでに設置されている。駅名が長い分、ほかの駅と比べて駅名標の形は明らかに横長だ。駅名が注目を集めたこともあり、多数のカメラマンが駅名標を撮影していた。
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