不動産不況が極まるシリコンバレー、でも底値を狙った不動産投資には要注意


 先日、米カリフォルニア州サンノゼの中心街から車で約30分の不動産物件を見てきた。3年前に183万ドルだった家が、なんと69万9000ドルで売りに出されたからだ。

現地に着くと、私道と駐車場は駆け付けた車でいっぱい。山あいとはいえ、敷地はなんと約6万5000平方メートル(約2万坪)。4寝室と4つのバスルームのある家に、プール、離れのジム、ハーブガーデン、8台分の車庫がある。リビングの天井にはルネサンス風の絵も。学校区も良いため、家族連れが多かった。

オーナーはシリコンバレーで働くエンジニアだったが、この不景気で仕事を失い、ローンが払えなくなったという。抵当流れ寸前で複数の金融機関が融資中だ。こういった物件はオーナーが融資額より低く売る場合が多いため、抵当権を設定している銀行が売却を承認しないことも多い。この不動産は極端な例だが、わずか3年でシリコンバレーの不動産事情は大きく変わった。


■豪華な内装

グーグル、ヒューレット・パッカード、アップル、シスコシステムズ、インテル、数多く生まれるベンチャー企業。3年前、シリコンバレーには仕事があふれるほどあり、サンフランシスコ湾岸周辺の不動産は売り出せばすぐに売れた。

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