チベット・ウイグル問題は「時が解決」

中国の高官が西側に強硬姿勢

2月19日、中国の国政助言機関である全国政治協商会議・民族宗教委員会の朱維群主任は、チベットやウイグル問題において自国の主張が欧米諸国でも聞き入れられるようになるとの見方を示した。北京で昨年3月撮影(2014年 ロイター/Petar Kujundzic)

[北京 19日 ロイター] -中国の国政助言機関である全国政治協商会議・民族宗教委員会の朱維群主任は19日、政府が運営するウェブサイトで、自国の影響力が国際的に高まるにつれ、チベットやウイグル問題において自国の主張が欧米諸国でも聞き入れられるようになるとの見方を示した。

これらの問題をめぐっては、チベット族やウイグル族の人権が侵害されているとして他国から批判が上がっている。特にチベット問題は西側諸国で批判の声が大きく、多くの著名人が反対活動に携わったりしている。

朱氏はサイト「Tibet.cn」で、「中国による国際問題への関与が拡大するにつれ、また、チベット自治区と新疆ウイグル自治区が世界により開かれるようになるにつれ、西側諸国でも現実に合った理解をする人たちが増えるだろう」と強調。時間と労力と忍耐が必要とした上で、「時は中国の味方」であるとした。

朱氏は中国がこうした問題で政策を変更することはないことを示唆し、「西側が何を言おうと完全に無視しなくてはならない」と強硬な姿勢を示した。また、「中国を避けることはできず、西側の利益は中国との関係を維持・発展させるなかにあるということを理解させることができてこそ、考え方を変えさせることができる」と強調した。

チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と面会した他国の指導者については、「代償を払う」べきだと批判した。

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