「手書き」家計簿でみるみる貯金した妻のワザ 支出を書くだけで確実にお金が増えるしくみ

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面倒になりがちな家計簿、とりあえず1年間書き続ける習慣をつけてみると……(写真:ぴあ編集部)

家計簿が続いたことがない、毎月お給料を使い切ってしまう、貯金の仕方がわからない……そう悩む方でも大丈夫。手書きの家計簿がインスタグラムで話題となったづんさんの書籍『毎日が潤う づんの家計簿 決定版』から一部抜粋して、お金が貯まる家計簿のつけ方、教えます。

家計簿で、家計にまつわるデータを蓄積する

1カ月の生活費はどれくらいなのか、なぜ今こんなにお金がないのか、収入はどれくらいなのか、貯金はどれくらいあるのか、なんて聞かれてもすぐには答えられないんじゃないでしょうか。

私も家計簿をつけていなかった頃は、夫の給料が入ったら口座を確認して「まだこれだけあるなら大丈夫か」と、とくに何も考えずに使っていたんです。

だから、例えば家族で出かけようとなったときに「お金がないから遠出はできない」と言って、「そんなに何に使ってるの?」と夫とケンカになるなんてことも。

「づんの家計簿」方式で初めて継続できた1年目は書き出したことで家計のデータがたまり、改善点もたくさん見えました。赤字だらけだったので予算を決めて黒字を目指そうという目標や、赤字になりやすい浪費グセを発見することができたのです。

まずは私の家計簿のまねをして、支出をただ書いていってください。自分の浪費を目の当たりにして心が痛むかもしれませんが、その気づきはとっても重要。そこを乗り越えてこそ、家計の把握が見えてきます。私も家計簿をつけ始めて最初の1カ月は、とにかく書くことだけを意識しました。

そのときに守ってほしいポイントは2つだけ。

まずは、何にいくら使ったかを一つひとつ書くこと。そして、総収入から総支出を引き算した金額を計算し、黒字か赤字かを確認すること。

「データを残すことに意味があるのだろうか?」と思うときもありますが、必ずあります。最初はとにかく家計を把握することが一番です。お金の流れがわかるとやみくもにお金を使うこともなくなるので、自然と貯金もできるようになりますよ。

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