ランボルギーニをサーキットで走らせてみた

ウラカンEVOは扱いやすくてもナンパじゃない

富士スピードウェイを走るランボルギーニ「ウラカンEVO」(写真:LEON編集部)
マイナーチェンジしたランボルギーニ・ウラカンEVOに富士スピードウェイで試乗。圧倒的なパフォーマンスと、快適な乗りやすさを兼備した最新のランボルギーニはいったいどんな走りを見せるのか?

高いポテンシャルに使いやすさを加えたスーパーカー

ファイティングブルのエンブレムに象徴されるように、ランボルギーニといえば、荒々しく手強いイメージが強い。事実、私が初めてステアリングを握ったランボルギーニは、フラッグシップモデル「アヴェンタドールLP700-4」であったが、そのイメージを裏切らないものだった。

本記事はLEON.JPの提供記事です

恥ずかしながら告白すれば、その迫力に圧倒され、公道に連れ出すことに躊躇を覚えたほど。暴力的なパワーを連想させる迫力のサウンド、そのパワーと格闘するクラッチが生み出す強いシフトショック、強固なボディとサスペンションが発する衝撃など、まさに血気盛んな闘牛を宥めるように運転をしていたことを思い出す。ランボルギーニとは、そういう硬派なクルマなのである。

ところが、その常識を打ち破る存在が現れる。ランボルギーニ最大のヒット作となった「ガヤルド」の後継として、2014年にデビューした「ウラカン」だ。V10ミッドシップ2シーターという点は受け継ぎながらも、最大の変化は、毎日乗れるスーパーカーを目指さしことにあった。とはいえ、アヴェンタドールの洗礼を受けた私からすれば、とても素直に受け取れるものではない。

しかしながら、ステアリングを握った瞬間、それがまぎれもない事実であることはすぐに理解できた。V10エンジンは、期待を裏切らない迫力のサウンドを放つ一方で、ドライバーに緊張を強いることはなく、なめらかな動きを見せ、乗り心地も快適と言っていいほど優れており、こんな万能なランボルギーニがあっても良いものなのかと、目を白黒させてしまった。私の最大の注意は、鼻先を路面と干渉させることがないように気を配る程度であった。

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