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4カ月の育休で見えた妻の「謎の不機嫌」の正体 「名もなき家事多すぎ」「仕事の方が楽!」

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  • 梅田 悟司 コピーライター・武蔵野大学教授
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そして、ついに育休に突入。この4カ月間は、「育休」というより「育労」という言葉に近いものがありました。その経験を端的にまとめたのが、次のツイートです。

この投稿を含めた育休体験にまつわる一連のツイートは、総閲覧数は1200万回にのぼり、15万を超える「いいね」を獲得しました。

共感者の大多数は子育て中の母親たち。「よくぞ言ってくれた」「頷きすぎて首がもげるかと思った」などのコメントが多数寄せられました。そこで気づいたのです。私は育休を通して、家事育児をがんばる女性たちが日々感じているのと同じストレスを感じていたのだと。

そして、このやってもやっても終わることなく、次から次へと押し寄せる家事をこなすだけでも、十分不機嫌になりうることを。

ないない尽くしの「名もなき家事」

家事と聞いて思い浮かぶのは、料理・洗濯・掃除・買い物あたりでしょうか。育児休暇を取る前は、私もそう思っていました。しかし、現実は違っていました。わかりやすい家事に分類できない「名もなき家事」が家事の大半を占めていたのです。しかも、終わりもなければ、達成感もない。さらに、誰かに褒められることもない。そんな「名もなき家事」が家事育児をがんばる人の気持ちを地味に削っていたのです。

私がそんな「名もなき家事」の見える化に挑戦した書籍『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』でも触れていますが、例えば、次のような行為が「名もなき家事」です。

水切りかごに入っている昨夜洗った食器を水滴の有無を確認しながら所定の位置に戻す家事
命名 リ・ポジショニング

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【「タッパー神経衰弱」!】

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