日経平均は続伸、3連休を控え後半は模様眺め

円高懸念で当面は神経質な動きが継続か

 8月9日、東京株式市場で日経平均は続伸した。朝方は、前日の米株高が好感される一方、8月限日経平均先物ミニ・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)算出にからんだ特殊な需給要因も重なった。写真は都内で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。朝方は、前日の米株高が好感される一方、8月限日経平均先物ミニ・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)算出にからんだ特殊な需給要因も重なった。買い優勢の展開となったものの、三連休を控えて徐々に見送りムードが広がり、後半は前日比プラス圏での小動きとなった。TOPIXは3日ぶりに終値で1500ポイントを回復した。

米ホワイトハウスは米国企業がファーウェイとのビジネスを再開するためのライセンスに関して決定を先送りしている、とブルームバーグが報じたことで、再び米中対立の激化が懸念されたほか、外為市場でドル/円は105円台での動きとなったが、下値を叩く動きはみられない。一方、「連休中に何かが起きるかもしれないとの警戒感があり、積極的に買えない」(国内証券)との声も出るなど、引けにかけて全体的に膠着状態となった。

SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏は「不安感が残っているが、直近の大幅な下落する局面で、旧盆休みを意識したポジション調整の動きが一巡した可能性があり、きょうの後半は完全に凪(なぎ)となった。チャート上で底を打った形になっているが、円高に対する懸念は払しょくされていないため、当面は神経質な動きが続くのではないか」とコメントしていた。

個別では、トヨタ自動車<7203.T>、ソニー<6758.T>など主力銘柄の一角が買われた半面、ファーストリテイリング<9983.T>が軟調。一方、ソフトバンク<9434.T>が続伸し、上場後で初めて公開価格の1500円を上回った。

東証1部の騰落数は、値上がり1209銘柄に対し、値下がりが837銘柄、変わらずが103銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20684.82+91.47

寄り付き    20758.15

安値/高値   20676.92─20782.06

 

TOPIX<.TOPX>

終値      1503.84 +5.18

寄り付き    1509.39

安値/高値   1503.32─1511.19

 

東証出来高(万株) 118564

東証売買代金(億円) 21466.64

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