アウディ「A6」乗ってわかった最新進化の実力 「かなりイイ」という噂は本当なのか
ミディアムクラスの市場は今かなりアツイ!?
プレミアムセダンのマーケットが面白い。理由はもちろん、いいクルマがいろいろあるからだ。代表例がアウディの新型A6セダン(とステーションワゴン)である。SUVに対して乗り心地の面で圧倒的にすぐれるセダン。しかも広くて、かつ走りも楽しめるA6は、注目してもらいたいモデルだ。
日本では2019年3月に発売された新型アウディA6に、6月になってようやく試乗がかなった。白状すると、A8などと基本的なシャシーを共用しているので、ちょっと大型でもっさりしているのか、と思っていた。ところがA6、かなりいい。
試乗したのは、A6セダン55 TFSIクワトロS lineと、A6アバント55 TFSIクワトロS lineだ。両モデルとも3リッターV6ターボエンジンを搭載し、最高出力は250kW(340ps)、最大トルクは500Nmである。オンデマンド型トルク配分のクワトロシステム(本国はウルトラクワトロという)が組み合わされている。
いいところは、かなり軽快な運動性能にある。軽めのステアリングホイールだが、路面からの情報は丁寧に伝わってきて、操舵したときの車体の反応は素早く、つまり操縦していて気持がいい。
全長は4950ミリと大型といってもいいサイズだが、試乗車は、後輪を操舵する「ダイナミックホイールステアリング」と「ダンピングコントロールサスペンション」と、バリアブルレシオの「ダイナミックステアリング」をセットにした「ドライビングパッケージ」のオプションを備えていたおかげで、スポーティーセダンとして楽しめるのだ。