「グミ」が仕事中の小腹満たしに選ばれるワケ

手も汚れにくいし、後ろめたさも少ない

「グミ」がずらりと並ぶ、都内の小売店売り場 (筆者撮影)

「雨が降り続くと、ランチに外出するのも気が乗らないですよね」

先日、話を聞いた20代の女性会社員(企画・営業職)はこう前置きしつつ、「私の場合は……」と自分の好みを教えてくれた。

筆者の質問は「仕事中の小腹満たしに何を選ぶか?」。答えは「グミ」だった。

最近「小腹満たしに選ぶ食品」として「グミ」の存在感が増しているように感じた。こんな声も耳にした。

「仕事中の“ちょっとひと息”として便利。大きさもかむ回数も手頃だと思います」(50代のスタッフ職女性)

市場規模は「700億円弱」に拡大

グミの市場も拡大している。

「この10年で『グミの全体市場』は約2倍に伸長。2018年度は、当社調べで約674億円の市場規模(小売り金額)です」。首位ブランドの「果汁グミ」を持つ明治の担当者は言う。

小腹満たしで選ばれるのは「梅」や「甘栗」も(筆者撮影)

コンビニ売り場の1等地と呼ばれる“レジ前”でも陳列幅を広げた。複数の店をのぞくと、フックがけの「グミ」が圧倒しており、ほかに「梅」「大粒ラムネ」「甘栗」などがあった。ちなみに冒頭の20代女性はこう話した。

「『果汁グミ』も好きですが、最近のマイブームはローソンの『やわらか黒おしゃぶり昆布』、それから種抜きの『干し梅』です」

カップ麺とは違う、仕事中の「短時間喫食」を、みんなはどうしているのか。「グミ」を中心に消費者心理を探ってみた。

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