就活生の本音は「インターンで決めてほしい」だ 「就業体験」を超えた役割を担うようになった

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インターンシップ選考に対する否定的な意見を見てみよう。「本来のインターンシップではない」という理念を挙げる学生は少なく、ほとんどは「参加できない」ことの不利を理由に挙げている。

「インターンシップに参加したくてもできなかった場合を考えてほしい」(富山大学・文系)

「インターンシップに行く時間がなかった人が不利になる」(法政大学・文系)

「参加できなかったときを考えると、非常に焦る」(東京外国語大学・文系)

インターンシップへの参加を希望する学生は多いので、希望しても抽選や選考から洩れる学生もいる。

「インターンシップは人気の高い企業だと行きたくても抽選に外れてしまうことがあるので、直接選考につながるのは不公平であるように感じる」(京都府立大学・文系)

「理系や体育会系には不利」との意見も

理系学生は研究室に縛られるので、インターンシップに参加したくてもできないことも多い。

「研究や勉強に尽力している人に対し、不利に働く点が納得できない」(千葉大学・理系)

「日程的に参加できなくても優秀な学生はいる。研究室での活動に支障が出るためやめてほしい」(京都大学・理系)

体育会系も時間の自由がない。

「あまり肯定したくはない。部活やサークルなど、個人の事情でインターンシップに応募できない人も多くいるのに、あまりよくないと思う」(上智大学・文系)

「体育会学生には不利」(関西大学・文系)

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