山里亮太「一流女優との結婚」に違和感ない理由

女優・蒼井優の心をつかんだ「努力の天才」

山里さんの芸人人生にはつねに「天才」という言葉がつきまとっています。彼が2005年に出版した自伝本のタイトルは『天才になりたい』(朝日新書)です。この本は、加筆修正のうえ、2018年に『天才はあきらめた』(朝日文庫)というタイトルで文庫化されました。天才に憧れ、天才を目指しながらも、天才を諦めてしまった。そんな彼の半生が赤裸々に描かれています。

一方、テレビ業界やお笑い業界では、山里さんの実力は広く知れ渡っています。多くの芸人や業界人が彼のことを「天才」と呼んでいます。周囲にどれだけ「天才」とおだてられても、本人はどこまでも謙虚な態度でそれを否定し続けています。山里さんは天才なのか、天才ではないのか。「努力の天才」という第三の選択肢を用意することで、この問題は解決できます。

努力とは、ただがむしゃらに何かをやり続けることではありません。その努力を成果につなげるためには正しい戦略が必要です。道順が間違っていれば、どんなに必死に走っても目的地にはたどり着きません。正しく努力するためには正しく戦略を立てることが欠かせないのです。

「南海キャンディーズ」結成の理由

実は、努力家として知られる山里さんの本当にすごいところは、この戦略を立てる能力なのです。自伝本などを読んでみるとわかることですが、山里さんの心には幼い頃から「自分は大した人間ではない」というコンプレックスが染み付いています。普通にやっているだけでは他人に勝つことができない。そこで、きちんと作戦を立てて、それに沿って努力を重ねる、というやり方を編み出したのです。

山里さんはこの方針で受験勉強にも真剣に打ち込み、一浪の末に関西大学に合格しました。その後、お笑いの世界でも同じように本気で戦略を練って、人一倍の努力を重ねることに決めたのです。

南海キャンディーズを結成するとき、しずちゃんを相方に選んだのも、それが売れるための最短ルートだと思ったからです。

次ページなぜ「しずちゃん」を相方にしたのか?
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