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ライフ #ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―

最近の若者は「恋愛離れ・草食化」という大誤解 「恋愛強者」は既婚男女でも3割しかいない

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  • 荒川 和久 独身研究家、コラムニスト
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では、実際に結婚している夫婦というのは、どのようなマッチング形態なのでしょうか。恋愛強者同士がマッチングしているのか、それとも、恋愛強者と恋愛弱者がマッチングしているのか、その内訳について調査しました。全国1000組の夫婦を抽出して、恋愛強者度を測定しました。結果はこちらです。

男女ともほぼきれいに3分の1ずつに分かれました。既婚者においても、恋愛強者は大体3割なのです。

それぞれのマッチングは?

興味深いのは、それぞれのマッチングです。恋愛強者は強者同士でマッチングされると思いがちですが、そうではありません。それぞれのマッチングを細かく見たのが以下のグラフです。

ご覧のとおり、全体では、強者同士・中間同士・弱者同士という恋愛同類婚が最も多く、半数近い48%を占めています。しかし、詳しく内訳を見ると、恋愛強者同士の夫婦は全体の15%しかいません。中間×中間カップルが18%、弱者×弱者のカップルも16%であり、強者同士のマッチングはそれほど多くないのです。

男性の方が恋愛強者で女性が弱者という、いわば恋愛力における「女弱者の恋愛上方婚」は全体の24%、逆の「男弱者の恋愛上方婚」は28%もあります。これはつまり、恋愛弱者男女でも、恋愛強者の異性と半数が結婚まで到達しているということです。

恋愛力があったり、モテたりすれば結婚できるかというと、そう単純な話ではなく、「割れ鍋にとじぶた」ではありませんが、互いの弱点を補完し合う形で夫婦となっている例が多いわけです。

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【組み合わせ別に世帯年収を見る】

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