元旦にニッポン放送で「ももクロ」に会った 東京に出てきて、夢が2つ同時に叶う

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2つ目は「コラボ仕事」。コラボという言葉を使いましたが、その形態はいろいろで、名前を出して「一緒に手がけます」というものもあれば、名前を出さずに裏方で参画するプロジェクトもあります。後者のほうが多いかしら。

じつはそういう仕事ばかりやっているので、一部の方から「何もやっていない」と思われてしまうのかもしれませんね。

アーティストの新曲PVを手がけた

ここで書いていいものとしては、「Inhyeok Yeo」というアーティストの新曲のプロモーション・ビデオを手がけさせていただくことになりました。

先日、収録を終えたのですが、収録に使用したスタジオが、六本木ヒルズのグーグル日本法人本社に併設されている「YouTube Space Tokyo」。YouTubeに作品を投稿しているクリエイターであれば、すべての撮影・編集機材をタダで使用できます。スタジオもシチュエーションに合わせて3種類あり、個人では絶対に手が届かないような環境がそろっています。

YouTubeからすれば、ユーザーにハイクオリティな動画を公開してもらって再生数が伸びれば、その分だけ広告収益が上がります。双方にとってウィンウィンなこのモデルのもとで、優秀な作品がどんどん出てきているようです。ボクもがんばろう。

グーグル日本法人本社に併設されている「YouTube Space Tokyo」でプロモーション・ビデオをつくったときの写真。撮影・編集機材がそろっている。

最後は「個人的な仕事」! 自分で企画したものや連載などです。自分で企画したものは、いまは「ステージ演出」に焦点をしぼって、誰でも最先端のステージ演出ができるようなシステムを製作中です。詳しいことは2月から徐々に公開していきます。

連載は、本連載でこうしていろいろなテーマで書かせていただいたり、週刊プレイボーイさんのウェブサイトでアイドルに関するコラムを書かせていただいています。先日はその一環で、現在、人気上昇中のアイドルグループ「でんぱ組.inc」のライブも見に行かせていただきました。

メルマガも書いています

という感じで、今週はボクが最近、やっている仕事について紹介しました。ちなみにそれぞれの仕事の具体的な内容や進捗については、日記や対談など豊富なコンテンツで構成されているメールマガジン「スーパーIT高校生Tehuのオトナへの提言」で書いていますので、こちらもぜひご覧ください。

Tehu 慶応義塾大学1年生・デジタルクリエーター

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てふ / Tehu

1995年、神戸市生まれ。灘中学校、灘高校を経て現在、慶応義塾大学1年生。中学生の時にプログラミングに興味を持ち、2009年にiPhoneアプリ「健康計算機」を公開。ダウンロード数が無料アプリで世界第3位となり、話題となる。以後、「放射能計算機」、劇団ひとり監修の「僕の余生。」などのアプリ制作を続ける。2010年からUstreamで「Tehuのオールナイトニホン」を放送開始。米アップルの新製品記者発表を同時通訳する番組を定期的に放送し、人気を集める。2013年、グーグル日本法人元会長の村上憲郎氏との共著『スーパーIT高校生“Tehu”と考える 創造力のつくり方』(角川書店)を発売。現在、クリエーターとして多くの企業のプロジェクトに参加するほか、講演や雑誌連載など多岐にわたって活動している。中国籍で本名は張 惺(ちょう・さとる)。日本語、英語、中国語を操る。

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