すぐ離職する人に多い就職先の「安易な決め方」

この4つの項目に当てはまっていませんか?

ただ、学生の皆さんが選ぼうとしている企業の教育制度は、本当に人材の成長に結びつけるような運用をしているのでしょうか。また、実際に仕事ができるようになるためには、座学や外部研修などよりも、実際に現場で先輩社員に実務を教わることのほうが重要となりますが、その体制はどうなっているかわかっているのでしょうか。

先輩社員たちが、新卒社員を大切な仲間として受け入れて、育てていくような風土があるのでしょうか。いくら形としては教育制度が充実していても、周りの社員の新人教育への興味・関心が低ければ、成長していくことはなかなか難しいと思います。

正直、自分自身で成長したいという意思を持ち、自ら積極的に仕事に関わり、人に聞きながら勉強、努力を積み重ねていけば、教育制度の有無とは関係なく、成長できると思います。しかし、それでも、その企業にいる人たちの協力は必要です。

教育制度が充実しているかのように見せることは、人事としては、難しい仕事ではありません。本当に難しいのは、制度ではなく、人材の成長に結びつけるための運用です。よって形ばかりの制度を見るのではなく、実際にどんな運用がされていて、その運用によって具体的にどのような成長をその企業の人材がしているか、人の成長に関心を持っている人たちがどれだけいるのかを見ることが大事になります。

当然、制度がないよりは有ったほうがいいでしょう。しかし、運用されていなければ無いのと一緒です。運用の実態を是非、調べてほしいと思います。

「制度があるだけ」の会社は多い

安易な意思決定3 条件、福利厚生制度が充実している

これも教育制度に似た話ですが、求人票に記載されている条件や、福利厚生制度の表面的な情報だけを鵜呑みにして決めてしまい、ミスマッチを起こす例をよく目にします。例えば、

「高い給与に魅かれて入社したが、実際はほぼインセンティブのため、結果を出さないと相当低い年収になることを入社してから知った」

「独自の有給制度や育児休暇など、休みの制度が充実していると聞いて入社したが、実際に入社してみたら忙しすぎて、有休取得率は低く、独自の制度も忙しすぎて誰も使っていなかった」

「多様なキャリアパスがあることを見せられていたが、実際には少数の選ばれた人材だけが多様なキャリアパスを実現しているだけで、おおよその人材は同じ職種のままだった」

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