東大生が教える「文章が苦手」が一瞬で治るコツ 得意な人には当たり前な「書く前」の準備

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作文ができないのはスキルが不足しているからではなく、単に準備が不足しているだけ。今からお伝えする3つの準備を事前にしておけば、誰でも文章を書けるようになるのです。

今日は、そんな書く前にやっておくべき「3つの準備」をご紹介したいと思います。

結局「何を書きたいか」一言で言えますか?

STEP1:「結論」を準備する

はじめにしなければならないのは、「結論」の準備です。

僕は現在、数多くの受験生に勉強を教えていて、その中で「文章が書けません!」と語る生徒にもよく出会います。

そう語る生徒には全員、実はある特徴があるということに気づきました。それは、「何が書きたかったの?」と聞いたときに、一言で答えられないということです。

例えば読書感想文の課題に取り組む生徒に、「その読書感想文、何が書きたいの?」と聞くと、主にこの2種類の答えが返ってきます。

①「この本は、こういう本で、こういう登場人物がいて、こんな話をしていたので、それをまとめたいです」
②「『この本は面白かった』って書きたいです」

一見、①の回答をする生徒のほうが文章が書けそうなものですが、実は意外に作文が書けるのは②の回答をする生徒です。

①の回答をする生徒は、何を書くべきなのかはたくさん知っているし、僕が本について質問するとたくさん答えてくれるのですが、いざ文章にしようとすると、書けないことが多いです。逆に、②の回答は、一見すごく稚拙に見えるのですが、この回答をして書けなかった生徒を、僕は今まで見たことがありません

なぜ②のほうが文章を書けるかというと、たとえ中身を思いついていても、結論が固まっていなかったら、文章なんて書くことができないからです。

文章というのはしょせん、「結論」の言い換えでしかありません。どんな本もどんな記事も、1つ伝えたいことがあって、その「伝えたいこと」を言い換えて文章にしているだけなのです。

先ほどの例で言うなら、「この本は面白い」という結論があれば、「この本のこういう点は【面白い】」「このシーンでは、こういうことが考えられて【面白い】」「登場人物のこういう行動は、伏線になっていて【面白い】」と、「この本は面白い」を言い換えていくらでも表現することができます

逆に①のように「こういうシーンがあって……」「こういう伏線があって……」という「事実」を知っているだけの状態だと、結局何が言いたいのか考えきれていないから、文章にならない。「この本はこういう本で……あれ? いったい自分は何が書きたかったんだっけ?」と迷子になって、結局一歩も筆が進まないのです。

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