群馬県の大学に通うTさんは韓国が好きで、何事にも積極的。小学校の教員免許を取得するために勉強中だ。また、ダンスサークルに所属しており、学園祭のために週2回ほどサークルメンバー全員に振り付けを教えているという。
そんな彼女は、韓国でウェーブトーストが流行り始めたのをみて「かわいい!作りたい!」と思ったそうだ。ウェーブトーストとは、食パンの上にクリームなどを「波状」に載せて、見栄えよくしたものだ。
自分には勉強もサークルもバイトもあり、インスタ映えのためにそんなに時間をかけられないし、かけたくない。しかし、「調べてみると実は簡単に作ることができるとわかり、やってみた」とTさん。
「かなり簡単に作ることができた。また、スプーンで模様を作るので、力の弱い子どもやお年寄りでも簡単に作ることができると思う」と語ってくれた。
下地が食パンで、ほかの材料も自分の普段の生活でそろえることのできるものなので、お金がさほどかからず、気取っている感じもない。手間も時間もかかっていないが、フォトジェニックで凝っているように見える。色で自分らしさを見せることもできるなど、利点がたくさんあるのだ。
好きな物に「あえてひと手間」かけるだけ
都内の私立大学に通うAさんはSNSを見る頻度が周囲の友だちよりも多いSNS好き。多くの情報に接し、流行に関する感度も高い。そんなAさんは、1年中アイスを食べているほどのアイス好きで、冬はあったかい部屋で食べるのが幸せという。
そんな彼女がはまっているのは、一昨年に発売されて以来人気の「食べる牧場ミルク」(ファミリーマート限定)のリメイクだ。
Sさんは発売当時、人気すぎてどこも売り切れていたほどのこの商品が、インスタ上で話題になっていたのを発見。「アイスを食べることができてインスタ映えもできる!? 私得じゃん、やってみたい」と思ったそう。
入手したアイスに買ってきたお菓子を添えただけで、こなれたインスタ映え写真になったので満足したという。
パッケージがシンプルなので、上に載せたお菓子が映えたのかもしれない。主張しすぎないパッケージは、「あえてひと手間」したい若者に歓迎されるのかもしれない。
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