都内の私立大学に通うMさん。何事にも積極的に挑戦する、明るく活発な女子大生だ。
彼女は最近、紙袋をリメイクしてオリジナルのブックカバーを作っている。「大学で無料で配られるスケジュール帳がださくて、どうにかかわいくしたいと思ってブックカバーを作り始めました」とMさん。その具体的な魅力について聞いて見ると、
「1つ目は手軽さ。作り方は、紙袋を本やスケジュール帳の大きさに合わせて切るだけ。自己流で簡単に作ることができます。2つ目は、オリジナリティーを簡単に出せる。ダサかったスケジュール帳が、かわいくなって他の人とかぶることがなくなってうれしかったです」
と語ってくれた。このように、ひと手間かけるだけでオリジナリティーが生み出せ、他の人と差別化できるところに魅力を感じているようだった。
なお、紙袋リメイクの事例はこれだけにとどまらない。トレーやティッシュケースにしたり、好きな部分を切り取って額縁に入れて飾る、といったケースも見られる。
自分のオリジナルをアピールしてプチ個性を出したい
都内の私立大学に通うMさんはディズニーが大好き。年間パスポートを持っていて、年に20回は行くという。そんな彼女はインスタにも凝っており、お洒落な写真が多く撮れるインスタ映えスポットに頻繁に出かけている。
彼女はただインスタ映えする食べ物を撮るだけでは物足りず、食べ物の上にさらに食べ物を載せて写真を撮っている。
昨今、麻布十番にある「ダンボドーナツ」が若者や女性の間で話題になっており、カフェラテなどの飲み物の上にドーナツを載せて写真を撮るのが流行している。彼女はそこをひとひねりし、あまり人がやっていない「食べものオン食べもの」に挑戦した。
例えば、ある日はアイスの上にミッキーのプチパンケーキを乗せていた。普通のアイスではもの足りず、何かひと手間加えたくなり、プチパンケーキを載せたのだという。「周りでやっている人がいなくて、自分だけのオリジナル性を出す事で人と違うことをアピールできる」と言うMさん。
周りと少し違うプチ個性を出したいという若者のニーズを表したものと言える。
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