お金持ちになるための「0.5%ルール」とは? 将来のお金の貯まり方が全然違って来る

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ここからは恒例の競馬コーナーだ。

10日(日曜)には共同通信杯(G3、東京競馬場11R)が行われる。3歳馬の別定重量戦で東京競馬場の1800メートルを走る。3歳クラシック・レースを占ううえで重要なステップレースの1つだ。

しかし、今年は、フルゲート16頭に対して出走登録馬が7頭といささか寂しい。デビュー以来4連勝で、前走はG1の朝日杯フューチュリティステークスを勝ったアドマイヤマーズには勝てないと思った向きが多かったのだろうか。

共同通信杯はアドマイヤマーズ本命だが、隙あり?

アドマイヤマーズの前走勝ちタイムは、同日に行われた古馬の1600万条件のタイムを0秒7上回り、着差も2馬身あった。古馬のレースがスローペースだったとはいえ優秀だ。このメンバーで連を外すとは考えにくく、予想上は本命にせざるをえまい。ただし、父ダイワメジャーの血統から皐月賞が勝負レースだろうから、厳寒期のこのレースでは隙がありそうだ。

少頭数なので、相手は絞らざるをえない。

府中コース(東京競馬場)を考えると、ディープインパクト産駒のダノンキングリーとフォッサマグナを買いたい。前者を対抗、後者を単穴とする。ともにアドマイヤマーズよりも1キロ軽い斤量を活かしてうまくいくと勝機があるかもしれない。

馬券の買い方は、アドマイヤマーズとダノンキングリーの馬単往復と両馬からフォッサマグナへの馬連、加えて3頭の3連複といったところだが、無理に馬券を買わずに、クラシックへの参考として、いわゆる「見」に徹するのもありだろう。

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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