最新版!「面倒見がよい大学ランキング」TOP100 高校の進路指導の先生が評価、1位は金沢工大

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2位は東北大学、3位は武蔵大学、4位は国際教養大学、5位は産業能率大学、6位は福岡工業大学だった。5位と6位は昨年よりランクを2つ上げている。

2位の東北大学の評価は「『科学者の卵養成講座』など、入学前から実力養成プログラムが充実している」(福島・公立高)、「学生の力を伸ばし、学生一人ひとりに対して丁寧な指導をしている」(愛媛・県立高)などだ。科学者の卵養成講座は、高校1、2年生を対象に、理系学部の教員が東北大学で直接指導し、体験や経験を通して科学を見る目を育てていくものだ。

3位の武蔵大学は“ゼミの武蔵”と言われるほど、ゼミナール形式の授業が有名だ。このゼミナールは少人数教育で、今でいうアクティブ・ラーニングにあたる。武蔵大学ではゼミが4年間必修になっている。教員もゼミがうまくできるかどうかで採用しているという。進路指導教諭の評価も、ゼミと少人数教育を理由にあげている。「1年次よりゼミなどで少人数教育を行っている」(東京・公立高)、「比較的規模が小さく、学生一人ひとりに目配りできている」(東京・私立高)などだ。

主体的に学ぶ環境を整える大学を評価

5位の産業能率大学もゼミに力を入れている。入試企画部の林巧樹部長は「入学式当日と翌日に、横浜のホテルで1泊2日の基礎ゼミを行います。昨年のテーマは沖縄県石垣島の地域活性化をテーマに、どうしても冬に落ち込む観光客をどう呼びこむかを、5~6人のチームで2日間考え、発表してもらいました。この間に、学生同士はすぐに打ち解けます。単位認定も厳格化しており、2年次の終わりにはハーフ卒論を書かせています。ほかにも教員との面談を3回ほど行い、落ちこぼれの学生を出さないようにしています」という。6位の福岡工業大は今年を含めて13年連続志願者増だ。入学後、学生を伸ばすことに力を入れているが、その結果、就職に強いことも高い評価の理由だ。

評価が高まってきた大学も多い。東京理科大学は昨年の22位から9位に躍進。同様に中央大学は42位から13位、大阪大学は35位から17位、京都大学は49位から19位にアップしている。

「面倒見がよい大学」というと、手取り足取り教えてくれることを想像しそうだが、そんな大学はまずない。学生が主体的に学ぼうとする中で、さまざまなサポート制度を設けたり、教職員のアドバイスを受けられたりする大学が高く評価されている。入学後、どう学生を伸ばしていくか。そうした教育力が問われるようになってきている。

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