最新!鉄道会社の役員「報酬と出身大学」一覧 1億円超は1人、平均年収1位の会社は6354万円

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これらのデータを総合して、大学別に合計してみたところ、1位は東大の25人、2位は早大の24人、3位は慶大の18人、4位は京大の13人という結果になった。上位に東大、京大、早大、慶大が並ぶのはどの業種でも共通の傾向だが、関東の鉄道会社では関東の大学、関西の鉄道会社では関西の大学出身者が多いのは、鉄道の地域性を表しているともいえる。JR九州や西鉄に九州の大学出身者が見られる。

鉄道会社は大卒の就職先として人気が高いが、本業の鉄道よりも都市開発事業をやりたいという学生が多いようだ。一方で、人気就職先にランクインするようなJRや大手私鉄でも「優秀な電気系の学生をなかなか採用できない」という声をしばしば聞く。さらに安全で便利な鉄道にするためには、就職先としての鉄道事業の魅力を高める努力が必要だ。

大坂 直樹 東洋経済 記者

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おおさか なおき / Naoki Osaka

1963年函館生まれ埼玉育ち。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。生命保険会社の国際部やブリュッセル駐在の後、2000年東洋経済新報社入社。週刊東洋経済副編集長、会社四季報副編集長を経て東洋経済オンライン「鉄道最前線」を立ち上げる。製造業から小売業まで幅広い取材経験を基に現在は鉄道業界の記事を積極的に執筆。JR全線完乗。日本証券アナリスト協会検定会員。国際公認投資アナリスト。東京五輪・パラにボランティア参加。プレスチームの一員として国内外の報道対応に奔走したのは貴重な経験。

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