日経平均は4日続伸、米中首脳会談への期待も

米株高や円安支え、「会合あり」は上昇で良い?

 11月28日、東京株式市場で日経平均は4日続伸。前日の米ダウ上昇と円安を受け、朝方から買いが先行した。写真は都内で9月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続伸。前日の米ダウ上昇と円安を受け、朝方から買いが先行した。米中首脳会談で貿易戦争がいったん鎮静化するとの期待から先物買いも入り、裁定取引を伴って現物指数が上昇した。

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるアルゼンチンで30日に夕食会に出席する。首脳会談で貿易問題での合意に至らなければ米国による対中関税の引き上げが視野に入ってくるが、「わざわざ首脳が会談をしてけんか別れに終わるはずがないという期待もある」(国内投信)といい、直近売られた銘柄が買い戻されていた。

TOPIXも4日続伸。セクター別ではサービス、機械、医薬品が上昇率上位にランクイン。半面、空運、輸送用機器、保険などが軟調だった。

小型株で構成するTOPIX Small<.TOPXS>は1%近い上昇となり堅調地合い。「これまで見落とされてきた銘柄についても広範囲に物色されてきた。ムードは悪くない」(証券ジャパンの調査情報部上席次長、野坂晃一氏)との声が聞かれた。

個別銘柄では、大日本住友製薬<4506.T>がストップ高比例配分。1987年3月以来、31年8カ月ぶりの高値を付けた。同社は27日、非定型抗精神病薬「ラツーダ」を巡り後発品メーカーに対して行った特許侵害訴訟について、全ての被告との間での紛争が終結したと発表。後発品との競合で売り上げが減少する恐れが当面なくなったと受け止めた買いが入った。

一方、ティア<2485.T>は大幅安となり年初来安値を更新。27日に公募増資を発表しており、1株利益の希薄化と株式需給の悪化を懸念した売りが出た。

東証1部の騰落数は、値上がり1416銘柄に対し、値下がりが612銘柄、変わらずが85銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22177.02 +224.62

寄り付き    22036.72

安値/高値   22032.72─22216.98

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1653.66 +9.50

寄り付き     1649.10

安値/高値    1642.28─1654.79

 

東証出来高(万株)138834

東証売買代金(億円) 25511.39

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