有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #週刊東洋経済(ビジネス)

ライザップ、買収行き詰まりで始まる逆回転 減量ジムは好調も、買収企業が足を引っ張る

5分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

だが、ここにきて急膨張のツケが回ってきている。特に不振なのが、買収して1年未満の子会社だ。2017年12月に買収したが詳細は開示されていなかったヘルスケア製品のジャパンゲートウェイは、多額の費用を投じた広告が不発で20億円の損失を計上した。

また2018年3月に買収したゲームや書籍を扱うワンダーコーポレーションは、商品評価損や不採算事業撤退のための構造改革費用32億円を計上。両社の減益要因は中間決算だけで約50億円に達し、通期ではさらに15億円を積み増す見通しだ。

大きな躓きとなったワンダー社の買収

特にワンダーコーポレーションの買収は問題含みだ。RIZAPグループは、2017年5月に繊維商社・堀田丸正の買収を発表。その後は、悲願となっていた札幌証券取引所から東証1部への上場に向けた準備を水面下で進めており、業績見通しを左右する大型の企業買収を手控えてきた。

だが子会社でコンプライアンス問題が発覚し、早期の東証上場は難しいとわかった時点で、再び買収へとアクセルを踏み込んだ。その対象がワンダーコーポレーションだった。

ワンダーコーポレーションはゲームソフトや書籍を扱う「WonderGOO」、CD・DVD販売の「新星堂」などを北関東中心に全国展開する。買収にはワンダーコーポレーションの店舗に減量ジムや買収子会社の雑貨店舗などを出店していく狙いがあった。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数