サラリーマンはボーナスで株を買うべきか 今年の日経平均は2万4448円を抜けない

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【11月16日 金曜日】日経225先物は、10円高の2万1830円。NYダウは208ドル高の2万5289ドルと5日ぶり反発。14時54分、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)を680円で1000株買う。日経平均は、123円安の2万1680円と続落。

「ボーナスシーズン」に考えてほしいこと

【11月17日 土曜日】日経225先物は、110円高の2万1760円。NYダウは123ドル高の2万5413ドル。1ドル=112.79円、1ユーロ=128.76円。世界が注目していたアメリカの中間選挙が終わり、ほぼ想定内の結果となったにもかかわらず、相場は乱高下している。前回、今年の日経平均株価の高値は、10月2日に付けた2万4448円となるのが濃厚となってきたと書いたが、さらに濃厚になってきた。年内の日経平均株価の予想は、2万1000円から2万3000円のボックス相場になるのではないか。

サラリーマンの方々は、そろそろ冬のボーナスシーズンでうらやましいかぎりだが、ここで老婆心ながら「ボーナスが入ったからすぐに何かに投資をしよう」という考え方はいかがなものかと思う。私がまだ投資初心者の頃はボーナスが入ると早く投資がしたくて仕方がないような状態だった。もちろんたまたま、ボーナスが入った時が、株の買い時という場合はあるとは思う。だが、勝ち組投資家の投資スタンスとは、「いつでも買える状態であって、虎視眈々とチャンスを待てる人」ではないかと思う。ぜひ、頭の片隅にでいいので、このことを覚えておいてほしいと思う。

今日、初めて東京競馬場(府中)へ行った。馬券を買うのは30年ぶり。東京11レース、第23回東京スポーツ杯2歳ステークスに単勝7番、複勝16番、枠連4-8、各1000円購入し、ハズレた。

で、次の12レースは最終レース。子どもの頃から父親に連れられて競馬をやっているという筋金入りの競馬ファンの方が「今日は内側(インコース)の馬ばかり来ている」というので、オッズも見ないで馬番だとなかなか当たらないので、枠番(12レースは、8枠だけ3頭でほかは全部各2頭で全17頭)で、1-2、1-3、2-3と各500円買った。

訂正済み馬券。訂正してもらわなかったら21万円以上になっていた(筆者撮影)

マークシートに記入してATMのような機械に入れて買うのだが、買ってきて席に着いて、買った馬券を見てみたら、1-2を買うつもりが、1-1になっていた。株式投資でもたまに売りと買いを間違えたりと、誤発注することも過去にはあったが、馬券購入の間違いに気がついてしまった。あと残り3分、席まで戻ってきてしまったし、面倒くさいからこのままにしようかと思ったが、訂正できるのかどうかわからないけど聞いてみようと行ったら、訂正してくれた。

しかし、これは1-1を買えということだったようだ。なんと、1着2番(11番人気)、2着1番(5番人気)と枠番で1-1が来てしまった。しかもオッズは、429.7倍となり、500円でも21万4850円の高配当だった。面倒くさいからそのままにしていたらと思ったのにとか、時間切れで変更できなかったらとか思ったが、株でも競馬でも勝てる人というのは、一般大衆と同じ考えではダメで、競馬では1-1のようなとても買いにくいゾロ目が、今回のような「誤発注」ではなく、普通に買えるような人なのではないかと思った。それにしても残念だったな。30年ぶりに買った馬券が、誤発注で400倍的中という伝説が作れなくて。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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