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グーグル・GMも頼る「RPA」世界トップの実力 働き方改革で注目、CEOが語った日本戦略

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――日本市場では欧米製のRPAソフトだけでなく、NTTデータなど国産のRPAソフトも広く使われています。どのような強みや差別化要素があると考えていますか。

われわれのRPAは、仕事で必要な「思考」「実行」「分析」という3つの行為それぞれにおいて製品を出している。たとえば請求書を読んで判断するという作業では、オートメーション・エニウェアのソフトを使えば、請求書を読み込み(思考)、様々な種類の請求書を自動でカテゴリー分けしてデジタル化し(実行)、請求書の承認などを自動化する(分析)ことができる。

ミヒール・シュクラ(Miheeel)/オートメーション・エニウェアCEO兼共同創業者。E2Open、Kiva、ISN、Netscape、Infoseek、Ominskyなどで働いた後に創業。(撮影:今井康一)

経営幹部はいちいちすべての文書に目を通さない。それらを読んだほかの人の意見を聞くなどして重要なものを判断する。そこで当社のソフトウエアが文章を読み込んで大切なことを示せるようになりたい。他社製品は特別な技術を必要とするが、当社の製品は業務部門やIT部門など、どんなユーザーでも簡単に使いこなせるのも特徴だ。

スマホアプリのように簡単に

――簡単に使いこなせるようにするための工夫はありますか。

今年初めには、ボットストアというRPAのプラットフォームを展開し始めた。米アップルが展開するスマートフォンアプリストアの「App Store」のように、ボット(特定の業務を自動化するソフト)をダウンロードしてすぐ使えるようにしたユニークなプラットフォームだ。現在136カ国、5万5000ものユーザーに使われている。

ボットストアの画面(画像:Automation Anywhereウェブサイトからキャプチャ)

何百ものパートナー企業がボットストアに提供しており、財務や人事といった業務で使えるものや、グーグルや米マイクロソフトなど外部のITシステムとの連携機能などを用意している。ボットは毎日のように増えており、今後も増やしていきたい。

われわれのソフトは世界中にある何千もの会社で使われている。すでにさまざまなメーカーやベンダーでの実績を積んできた。他国と同じように日本でもリーダーになれる。

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