「嗅ぐ力」と「ダイエット・健康」の密接な関係 ピル服用中に付き合った相手とは別れる?

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【STEP2】見てクン嗅ぎトレ

鼻からにおいを嗅ぐことを意識するのに慣れたら次は、食事の際に、食べ物・飲み物を必ず「見る」くせをつけるトレーニングをしてください。

ふだん、スマホやテレビを見ながら食事をしているという方も、多いと思います。そういうときは、「口に入れているものが何か。どんな香りがしているか」をあまり意識しないで、食べたり飲んだりしていると思います。たとえスマホ等を見ていなくても、食事のとき、わざわざ個々の食べ物・飲み物を強く意識して、においを嗅いでから食べたり飲んだりしている人は少ないでしょう。

そこを改善していただくのが、STEP2の「見てクン嗅ぎトレ」になります。

必ず口に運ぶ前に、これから食べるものを見る、飲むものをながめる。見てからにおいを嗅ぐ。それから食べる。これだけです。

「見る」という行為が、対象を強く意識させるトリガーになります。見るだけで脳は、対象を強く意識します。そこで、嗅いで、味わってみるのです。

「口から嗅ぐ」ことによって感じるにおい

【STEP3】鼻フ〜ン嗅ぎトレ

これからご紹介するのは、おそらく、あなたが今まで一度も習ったことがない、あまり意識したことがない、「においの嗅ぎ方」です。

においの嗅ぎ方には、大きく分けて2つあります。

1つは、鼻から嗅ぐ方法です。鼻からの吸気の通り道を、オルソネーザル経路と言います。ふだん、においを嗅ぐときに使われるのがこの経路です。

もう1つの経路が、口から嗅ぐ方法です。食べ物や飲み物を口に含んでから嗅ぐ方法です。このとき使われる口から鼻への排気の通り道を、レトロネーザル経路といいます。

「口から嗅ぐ」というのは、このレトロネーザル経路を意識して、口の中から空気が鼻に抜けるときに、においを嗅ぐトレーニングです。

食べ物を飲み込んだ後や、コーヒーや紅茶などをゴクリと飲んだ後で、鼻からなんとなく、ゆっくりとフ〜ンと息を吐いてみてください。

このとき感じるにおいが、「口から嗅ぐ」ことによって感じるにおいです。

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