コンビニ「6万店飽和説」は本当にありうるのか 30カ月ぶりの既存店売上高増が意味すること

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まず既存店の客単価を見ると、リーマン・ショック後の低さはあるといえ、プラスで推移している。

客単価は上昇しても既存店の客数は減少傾向に

これは新商品をお客に提案したり、新サービスを提案したり、あるいは既存商品であっても改良を繰り返した賜物といえるだろう。

しかし、既存店の売上高で見ると、むしろ低空飛行を続けており、2017年にいたっては、マイナス成長であるとわかる。

この理由は明確で、既存店が徐々にお客を減らし続けているためだ。

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