インスタ創業者辞任でフェイスブックに試練

「虎の子」はこれからどうなってしまうのか

インスラグラムの創業者2人、シストロム氏(左)とクリーガー氏(右)(写真:Christie Hemm Klok/The New York Times)

写真共有アプリ、インスタグラムの共同創設者、ケビン・シストロム氏(34)とマイク・クリーガー氏(32)が、辞職して数週間後に会社を離れることになった。インスタグラムの親会社フェイスブックが抱える問題に追い討ちをかけることになる。

インスタグラムの CEOのシストロム氏と最高技術責任者(CTO)のクリーガー氏は、24日にインスタグラムの経営陣とフェイスブックに、辞職の意向を伝えたことを、この件について公に話す権限がないので匿名でという条件で、関係者らが話した。

新しいものを立ち上げる可能性

シストロム氏とクリーガー氏は、辞職の理由をあげなかったが、関係者によると、彼らはインスタグラムを離れてしばらく休息をとる予定だという。シストロム氏とクリーガー氏は、2010年に出会い、シストロム氏が立ち上げたソフトウエアプロジェクトを、現在10億人以上のユーザーがいるインスタグラムの前身へと変容させた。

24日遅くに出された声明でシストロム氏は、自身とクリーガー氏は「次の章に進む準備が整っている」と述べ、何か新しいものを作ることを示唆した。

「私たちは再び好奇心と創造性を探求するために、しばらく休暇をとろうと思っている。新しいものを作るには、一歩引いて、私たちをインスパイアするものを理解して、それを世界が必要としていることと一致させなくてはならない。それが、私たちがやろうとしていることだ」とシストロム氏は話している。

一方、フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は声明で、インスタグラムの創設者たちを称え、彼らの「幸運を祈り、彼らが次に作るものを見るのを楽しみにしている」と述べた。

フェイスブックは14年間の歴史の中で目下、数々の危機に直面しているが、シストロム氏らの辞職によってインスラグラムの先行きにも疑問が投げかけられることとなった。

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