専業主婦だって仕事をするべき「3つの理由」

6年で2000万円資産を増やした元主婦が語る

鈴木:相談するお客さんはどんな方が多いんですか?

川畑:私と同じような主婦が8割くらいです。子どもの教育費や自分たちの老後のことで悩んでいる方がたくさんいます。ほとんどの方たちが、昔の私と同じように赤字家計でボーナス補てん組です。もともと、お金のことは何も考えていなかった方ばかり。そんな方たちに、家計のやりくりや保険、社会保障などについて、ちゃんと教えてあげると、みなさん本当に喜んでくれます。こういう知識って今ではいろんなところで情報配信されていますが、学ぼうとしないと耳に入ってきませんからね。

30代なのに美容院でシニア向け雑誌が用意されショック

鈴木:主婦が働くことについてはどう考えていますか?

川畑:実は「また働こう」と思ったのは、きっかけがありました。専業主婦になってから、自分の収入がないので、新しい洋服を購入したり、化粧品を購入したり、自分のためにお金を使うことに抵抗感があったのです。すると、次第に、Tシャツにジーパン、ノーメイクという姿になっていきました。ある日、予約して美容院に行ったら、まだ30代なのにシニア向けの温泉旅行の雑誌が席に準備されていたんです。

これはかなりショックでしたね。「まさか60代に見えたということ!?」と、とても惨めな気分になりました。そのときですね、やはり仕事をして、「自分自身も輝こう!」と思ったのは。子どもをあずけることに抵抗があったのですが、母である自分が輝いていないのは、もっとダメだと強く感じました。

でも、働いてからが大変でした。小さな出版社で働き始めましたが、9時から5時までの勤務で退社できるものの、その時間内では原稿は書き上がりません。そのため、夜は子どもと一緒に寝て、明け方の4時に起きて原稿を書いていました。仕事を始めるとついつい全力投球してしまうんです。揚げ句の果てに、無駄遣いをしてしまい、働き始めた当初は赤字家計になっていたのです。

しかし、働くこと自体をやめるという選択はありませんでした。子育ても楽しいですが、仕事も大好きなんですね。人の役に立って、お金がもらえるのはなによりもうれしいことです。

今も、私立に通っている2人の子どものお弁当を毎日作りながら、FPとして感謝されながら報酬をいただいています。「今日のお弁当、おいしかった!」と子どもに言ってもらえたり、「川畑さんのおかげで、お金が増えました」と言ってもらえると、育児も仕事も全力で頑張ってきてよかったなと思えます。そして、最近は実年齢を言うと、ビックリしてもらえるくらいに若返りました。それがいちばんうれしかったりします。

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