新型iPhoneは一体どれだけ大きくなるのか 発表前に押さえておくべき10のポイント
丸形の文字盤でスマートウォッチを設計しても、これまでの機械式時計に対してデザインや質感で迫ることができておらず、単に「安っぽい腕時計」としてしか見られない。Apple Watchは形が異なることで、そうした時計の文脈での直接的な評価を避けているのだ。
それでもApple Watchはアップルの一製品でありながら、これまで売上高が最も多かったロレックスを上回り、世界で最も売上高の多い時計ブランドになった。直近の決算でも、前年同期比40%台中盤の成長が続いていると報告された。
エルメスやナイキとのコラボレーションに加え、季節ごとにiPhoneやiPadケースと合わせたバンドをリリースし、アップル製品のコーディネートを楽しめるようにしている。
バンドの関係から38ミリ、42ミリというモデル構成は維持されると考えられるが、腕時計そのもののトレンドを考えると、48ミリなど上のサイズが登場してもよさそうだ。
AirPodsの新モデルにも期待
一部の報道では、大きさをそのままに、ディスプレーの表示域を拡大する内部の変更が行われるとみられている。世界開発者会議WWDC 2018のApple Watch向けのwatchOS 5のセッションでは、画像にPDFを活用してスクリーンサイズの違いを意識しなくてすむ機能を紹介しており、この仕組みの活用は将来的なスクリーンサイズの変化への対応を示唆していると考えられる。
AirPodsについては、2016年の登場から2年経っており、新モデルが期待される。少なくとも、ワイヤレス充電に対応するAirPodsケースを備えた製品に置き換わることを期待したい。
8)MacBook、iPadの新モデルは?
アップルは3月にiPad第6世代、7月にMacBook Proシリーズをそれぞれリリースしたが、年次更新を控える製品としては、iMac、MacBook、iPad Proの3つの製品があげられる。
特に、TrueDepthカメラを備えるiPad Proの新モデルや、12インチMacBook・13インチMacBook Air・13インチMacBook Pro(Touch Barなしモデル)を統合するような廉価版となる13インチMacBookの登場には期待が寄せられてきた。
これらの製品の発売時期としては11月末のホリデーシーズンにあたる年末商戦以前の発売がマーケティング上効果的だが、iPhoneのイベントで発表されるかどうかわからない。
発表だけして発売は先というパターンは、最近のアップルが取っている手法ではあるが、2時間というプレゼンテーションの時間の長さや展示デモの広さから、無闇に一挙に製品を公開しなくてもよいのではないか、という考えも残る。
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