米共和党重鎮のマケイン上院議員が死去

トランプ大統領を厳しく批判

 8月25日、米共和党の重鎮で、脳腫瘍を患っていたジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)が81歳で死去した。写真は昨年10月撮影(2018年 ロイター/Charles Mostoller)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米共和党の重鎮で、脳腫瘍を患っていたジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)が25日、81歳で死去した。マケイン氏の事務所が25日発表した。

マケイン氏の家族は前日、同氏が脳腫瘍の治療を停止したと明らかにしていた。

マケイン氏は昨年7月に脳腫瘍の一つである膠芽腫(こうがしゅ)と診断された後、自宅で療養を続け、今年に入ってからはワシントンDCには足を運んでいなかった。今年4月半ばには腸内感染症の手術を受けていた。

マケイン氏はベトナム戦争に従軍し、捕虜となった経験を持つ。退役後に政界入りし、2008年の米大統領選に出馬、オバマ前大統領に敗れた。トランプ大統領を厳しく批判し、両氏の間に確執があったことでも知られる。

マケイン氏の死去により、上院(定数100)での共和党の議席は50議席に減り、民主党との差はわずか1議席となった。

しかし、アリゾナ州のデュシー知事(共和党)はマケイン氏の後任に同じ共和党のメンバーを任命するとみられる。その場合、数週間後に控えるブレット・カバノー氏の最高裁判事への指名承認で、共和党はわずかながら優位に立てそうだ。

トランプ大統領はマケイン氏の死去が発表された直後、ツイッターに「マケイン上院議員のご家族に心から哀悼の意を表し、敬意を捧げる」と書き込んだ。

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