酷暑でも「疲れない体」に変わる!3大秘訣 「レジェンド葛西紀明」が解説!その方法は?

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暑いときは、激しい運動はできるだけ避けるのが大切です。ですので、無理に「筋トレ」をするのではなく、その分、「ストレッチ」に時間を割いてください。

【3】「ハムストリング」をほぐすストレッチ

(1)座った状態で両足を伸ばす

(2)背中を丸めない状態で、両手で足のつま先をつかみ、60秒キープ(つま先がつかめないときは膝を曲げてもOK)

(イラスト:二階堂ちはる)

暑いからこそ「体に負担の少ない方法」が大切

『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』は、12万部のベストセラーになっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

無理をしない程度で下半身をほぐしてあげることは、「疲れない体」をつくるうえで大切なことです。下半身の筋力が固まってしまうと、代謝の低下を招くおそれもあり、その結果「疲れやすい体」になってしまうからです。

「葛西式下半身ストレッチ」は体に負荷がかからないように下半身をほぐすことができます。室内の狭いスペースでも十分にできますので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事で紹介したように、暑い夏でも、ちょっとしたことを心掛けることで「疲れない体」になることは十分可能です。暑い日が続くと、体力も気力も衰えがちです。だからこそ、「体に負担の少ない、ラクに続けられる方法」が大切になります。

ぜひ、「疲れない体」になって、この酷暑を元気に乗り切ってください。40歳を過ぎても「疲れない体」に変わることができる、私はそう確信しています。

葛西 紀明 スキージャンプ選手

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かさい のりあき / Noriaki Kasai

1972年6月6日、北海道下川町出身。株式会社土屋ホーム、スキー部選手兼任監督。2014年ソチ冬季オリンピック個人銀メダリスト。1992年のアルベールビル・オリンピックに19歳で初出場。以来、リレハンメル、長野、ソルトレークシティ、トリノ、バンクーバー、ソチ、平昌と史上最多、計8回の冬季オリンピックに出場。スキージャンプ選手としては異例ともいえる20年以上のキャリアと、40歳を超えてなお一線級の成績をマークすることから「レジェンド」と称され、国内外から尊敬を集める。冬季オリンピック8大会連続最多出場記録、ワールドカップ最年長優勝記録、冬季オリンピックスキージャンプ最年長メダリストなど5つのギネス世界記録をもつほか、2014年の新語・流行語大賞では「レジェンド」がトップテン入りし広くファンを得る。

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