都営三田線「8両化」乗り入れ各社はどう動く? 新車は近畿車輛が落札、目黒線も駅改修進む
いつ乗っても混雑している印象がある都営地下鉄三田線。現在は20m車両の6両編成で運転されているが、ホームは8両編成分ある。
いつかは8両になるのだろうか……と思っていると、興味深い話が東京都交通局のホームページで公開されている「都営交通お客様センター等に寄せられたお客様の声」に掲載された。今年5月分で紹介された、三田線の混雑緩和について交通局の姿勢を問う声と、その回答だ。
「車両数を6両から8両に増強」
この意見では、三田線の利用者が「ここ数年で以前より混雑度が上がっていると感じている」とした上で、「今年度に入ってからは特に酷いのではないでしょうか。乗り切れなかったり、遅延したりすることもあります」と、悪化する混雑の状況を説明している。そして「6両では既にもう無理なのではないかと思います」と主張している。
これに対する東京都交通局の回答は以下の通りだ。
この回答には「8両に増強」「平成30年度(2018年度)から着手」との文言が入っている。そして東京都交通局の入札経過調書では、7月10日に「三田線車両の製造」を近畿車輛株式会社が落札したという。つまり、新車を導入するわけだ。
そこで、東京都交通局に三田線の8両編成化について聞いてみた。
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