都内でできる「豪雨被害支援」のささやかな形

アンテナショップで地道に買うということ

今回の豪雨災害の中でも、川の決壊で多くの家屋が浸水した岡山県倉敷市真備町の印象はやはり強い。県全体では1万棟以上の住宅が被害を受けたという岡山県のショップから、まず足を運んだ。場所は東京メトロ銀座線新橋駅からほぼ直結となる「とっとり・おかやま新橋館」

こちらは鳥取県との共同ショップだが、岡山の商品には桃マークがついていて、わかりやすい。岡山市内には多くの桃太郎伝説ゆかりのスポットがあり、それで「桃」なのだ。その県が何推しなのかひと目でわかるのもアンテナショップのいいところだ。

ちなみに、鳥取県の商品には梨マークがついている。鳥取は、21世紀梨の生産量が日本一だ。

こちらは1階がイートインスペースを併設した物販エリア、2階に鳥取・岡山の旬の食材を使用した「ビストロカフェ ももてなし家」と「観光・移住コーナー」がある。店舗は広々としていて、明るく居心地がいい。

商品には、それぞれ製造者が明記されているので、筆者は倉敷市で製造されたものを選んで買うことにした。レジ横には募金箱も設置されているので、ささやかながらそちらへも協力させていただいた。

手ごろな値段で本場うどんがいただける

このショップと道路を挟んではす向かいには「香川・愛媛 せとうち旬彩館」がある。

同じく、四国の香川県と愛媛県の共同出店となっている。こちらはわりにこじんまりとしたショップだが、2階の「郷土・せとうち料理 かおりひめ」は手ごろな値段で本場のうどんがいただける。

愛媛の被害では、広範囲が浸水した大洲市や、土砂崩れで犠牲者が出てしまった宇和島市がまず思い浮かんだ。特に、宇和島市は以前訪れたことがあり、なおさら胸を突かれた。高台から見下ろした海の美しさがすばらしく、ぽつぽつ浮かぶ島影や入り江の風景ののどかさが心に残り、また近々訪れようと思っていた場所だったからだ。

宇和島といえば、やはり海産物だろう。ここでは宇和島のじゃこ天やじゃこカツを購入した。どれも手ごろな価格で買えるのがありがたい。また、愛媛県といえばみかん、みかんを使ったジュースやドレッシングもいろいろ。みかんやゆず果汁は今の季節、酢のもの作りに重宝するうえ、焼酎割りに加えるにもいい。つまみには、じゃこ天がぴったりだ。なお、こちらもレジ横で募金を受け付けている。

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