フランス、ベルギーを1−0で振り切り決勝へ 次はイングランド‐クロアチア戦の勝者と
デシャン監督は、ユーロ 2016の監督と1998年のワールドカップ優勝時のキャプテンとして、多くの可能性を見せてくれた。
「我々は自分たちのサッカーと精神を示したが、非常に難しい試合だった。守備に尽力し、カウンターにもう少し力を入れる必要があったと感じるが、選手とスタッフはよくやってくれた」と語った。
ベルギーのロベルト・マルティネス監督は「試合は非常にタイトなものだった。ゴ-ル前での運が試合を決定づけた」と語った。
試合序盤のベルギーの戦いは巧みだった
試合序盤ベルギーは中盤をコントロールし攻撃に深みを持たせ、フランスの陣形を低い位置で形成させ、カウンターの脅威を排除した。ポール・ポグバの配球でキリアン・エムバぺがゴールに向かって走り込んだが、ベルギーのゴールキーパー、ティボ・クルトゥワの優れた機器察知能力と判断によって止められた。
ベルギーにとって最初のチャンスは、16分にケヴィン・デ・ブライネからボールを受けたエデン・アザールがシュートを放ったときだろう。このときは守護神ウーゴ・ロリスに阻止された。
決定的なチャンスはほかにもあった。エデン・アザールが再び左サイドから抜け出し、ラファエル・ヴァランを抜き去りドライブ回転のかかったシュートを放った。しかし、ボ-ルは枠の中に入らずバーの上だった。
ベルギーのコーナーキックから、トビー・アルデルヴェイレルトはウーゴ・ロリスをターンでいなしてシュートを放った。
しかし、試合が進むにつれてフランスはより多くの好機を演出するようになっていった。