フランス、ベルギーを1−0で振り切り決勝へ 次はイングランド‐クロアチア戦の勝者と

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貴重な1点をねじ込んだサミュエル・ユムティティ選手(写真:REUTERS/Lee Smith)

[サンクトペテルブルク (ロイター)] - 7月10日に行われたFIFAワールドカップ準決勝の一戦は、フランスが51分のサミュエル・ユムティティのゴールにより、無情にもベルギーを1-0で下し、ワールドカップ決勝進出を決めた。

ディディエ・デシャン監督が率いるチームは、モスクワで行われる準決勝のもうひとつの戦い、イングランド−クロアチア戦の勝者と15日に対戦し、地元開催で優勝した1998年フランス大会以来2度目のトロフィーの獲得を目指すことになった。

高度で戦術的な試合だった

目まぐるしい展開でインパクトのあるというよりは、かなり高度で戦術的な試合ではあったが、アントワーヌ・グリーズマンのコーナーキックにニアサイドのサミュエル・ユムティティが放ったヘディングシュートが決勝点となった。

リードしたフランスは守備的な姿勢を保ち、ベルギーのエデン・アザールとケヴィン・デ・ブライネからの脅威を完全に抑え込むことに成功した。国際大会における決勝進出は、「ユーロ2016」の決勝(このときはポルトガルに敗れた)以来になる。

決勝での対戦相手となるクロアチアやイングランドにとって懸念される要因は、フランスはまだまだ他にも試合展開を大きく左右するギアを隠し持っている、ということだ。

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